最近では、ペットと一緒に暮らすことのできる賃貸物件は増えています。
昔は、集合住宅で犬や猫などのペットを飼うことは禁止となっているのが常識でした。
しかし、今ではペットも大切な家族の一員です。
そのような背景から、ペットを飼うことが可能な物件も数多くあります。

ペット可の賃貸物件を探す場合、ペットが快適に暮らせるかも考えて物件選びをする必要があります。
建築の段階からペット可にしている物件なら設備が整っていますが、途中からペット可になった物件はペットの暮らしやすい設備が整っていないこともあります。
物件探しの際には、以下のことをポイントにしましょう。

 

【周辺環境】
犬を飼う場合、必ず散歩をしなければいけません。
物件選びには、ペットを安全に散歩させることができるか、ということが大切になります。
散歩を安全に行なう場合には、車の交通量の少ない道を選ぶ必要があります。
近くに公園などがあると車との遭遇が少ないので、安心して散歩をさせることができます。

また、交通量の多い場所だと騒音も大きくなります。
大きな音に、ペットがストレスを感じるかもしれません。
引っ越し後、環境の変化に対応することができず、ペットに大きなストレスが掛かります。
体調を崩してしまうこともありますので、動物病院の位置は把握しておきましょう。
その他にも、ペット用品を取り扱っているショップ、ペットホテル、ドッグランなどが近所にあるのか調べておくと便利です。

【細かいルールの確認】
ペット可と言っても、その条件は物件により異なります。
飼って良いのは猫だけ、または小型犬1匹までであったり、エレベーター内やエントランスホールではペットを抱っこする、など細かなルールが設けられています。
ペット可という文字だけで安易に物件を決定してしまっては、後に知った条件に不便を感じることもありますので、きちんと大家さんと条件の確認を行いましょう。

【設備】
犬を飼う場合は、吠えることを想定して防音設備の整った物件を探しましょう。
特に引っ越し後のストレスを感じている時に、ペットはよく吠えます。
夜中も吠え続けると、他の住民への迷惑にもなります。
初めからペット可の物件なら、ドッグランなどの共用スペースや、足洗い場が玄関に付いているなど、飼育に関する便利な設備が揃えられていることもあります。
利便性を重んじるのであれば、物件を探す条件に入れても良いでしょう。

これらのことに注意し、ペットと快適に過ごせる物件をお探しになって下さい。
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